じっくりと事を進め、急がず、確実に。これが当院のスタンスです。
じっくりと事を進め、急がず、確実に。これが当院のスタンスです。

2014.12.04更新

治療方針です。

具体的に何を行ったかといえば、咀嚼システムを乱す、筋の過補償関係の解放です、代理関係を解放して、慢性的に続く疲労感からの解放です。使用した装置は商品名 ポジショナー(一般名スプリント?用途的には オクルーザルアプライアンスという言い方になるかと思います)です。

この治療を行うと、必ず苦労されて私共とお会いする方々には聞かれますし、言われます。

  • 一日中入れるのでしょうか?
  • 歯は沈みませんか?
  • スプリントは何度も入れたが効果がなかった。
  • 目的は何ですか?
  • 費用が高い
  • 期間は?
  • 経験は?

ついでですので、一つずつ答えていこうと思います。
どこかで、また、再度まとめていこうと考えます。

  • 一日中入れるのでしょうか?

基本的には1日断続的に10分未満を指示しています。
一日中付けることを強要するものではありません。
寝ているときは、基本的にはずしていて構わないと考えております。
寝るとき付けることを指示する場合もありますが、活動時10分未満で構わないかと思います。

  • 歯は沈みませんか?

10分未満は、言い方を変えれば、歯が沈む可能性は無いものとみております。
そして、実際、沈んだ方はおりません。
覚えて置いてください。
一日のうえで、歯と歯がぶつかるのは大体15分程度といわれています。
断続的に10分未満で、沈むことがあれば、結果として、私たちは、食事をする度に、歯が沈んでしまいます。
そんなことは無いかと思いますよ(笑)

少し、専門的な言葉を解説として入れてみます。歯が沈む場合を沈下といいます。
この沈下は矯正を行う場合のいわゆる一つのテクニックになりますが、こういった装置を入れて沈下する場合は、相当な無理な力が、歯一本一本にあるいは全体に、適正でない力をかけ続けないと起こらないのではないでしょうか?悲しいですが、そんな、根拠がある気がします。

体の代理、過補償を取ることが大事で、体の特性を利用して、厚みを加え続け、結果、その肉体のバランスを整え、導こうとする手法ではないです。体の調子は時に厚みを与え続ければ、時に、体の平衡性が整うようになります。ただし、この際、不適切な力は場合によっては歯にかかり続けることになる危険性があります。結果、この沈むという現象になるのではないでしょうか?

体の特性を利用するならば、回復、学習、記憶というルールを利用した方が健全だと私共は考えております。
その学習には、実は10分程度で基本的には有効なようです。
長くなりましたが、ですので沈む事は、可能性としては低いものと考えております。
厚みを加える手法ではないです。

但し、誤解を与えるのは嫌ですので、私自身、テンプレートという方法は、採用はしておりませんが、一つの可能性の治療法としては肯定する側かもしれません。何とかプレートは分かりませんが。

すごく、そのメカニズムをロジカルに真摯にまとめられた書籍を拝見させて頂くと、一つの方法として僕はすばらしいと思います。
その御努力、貢献は素晴らしいものがあると考えております。

それを、流用されている側面もあるようで、商売上手な免許拾得者もおられるようです。

他人の褌で、私共は行う意思はありませんので、ゆっくりかもしれませんが、確実にこのホームページを成長させたく思っております。一個一個検証しながら、私共は治療スタイルに取り入れております。

エビデンスとして多くの方々に認められている考え方を、結果として、医院に、治療に導入するようにしております。

ここに書かれていることは、あくまでも一つの考えかたとして受け流して頂けると幸いです。
私共が選択した方法がポジショナー治療になります。

  • スプリントは何度も入れたが効果がなかった。

口腔内に入れるものは広義にスプリントとその名称を渡されております。
例えば、車といえば、荷車、馬車、自動車と色々ありますが、現在は、自動車をさすことが多いかと思います。
それと、同じように、スプリントも同様に口に入れる装置の総称と捉えていただけるとありがたいです。

次に、自動車といえば、例えば、ガソリン、電気、水素とその使用するエネルギーで、名称が変わったりすることがあるかと思います。
この言い方をすると、ガソリン自動車、電気自動車、水素自動車という具合に

形状で自動車を二輪車、三輪車、四輪車なんていう場合もあります。
模式化すると下記の通りかと思います。

それと、同じに考えれば、こんな風になるのではないでしょうか?

スプリント ミニスプリント マーボスプリント メタルスプリント スタビライズドスプリント
まだまだあると思いますが、割愛しましょう。
先に書いたのも含めていけばよろしいのではないでしょうか?

もう少し、うまい表現を考えたら、またこのコーナー充実させてみようかと思います。
本題に戻します。
以上のように色々とあるわけです。

風邪を引きました。
この薬では効果がなかった、別の薬に変えたら効果があった。そんな考え方も、存在しませんか?

ですので、そういわれると、いつもこんな感じでお答えさせて頂いております。
ものが違うので、比較されると、すごく説明では、難しいものがあります。

ただ、分かるのです。
見えるものです。
形があるものです。

素人目には、どうどこが違うのか、分かりっこないかと思います。

もしかしたら、咬合という世界に足を踏み入られていない、先生方にも、同じことが言えるかもしれません。
例えるならば、インプラントが匠な先生は、仮に自身が使われていないインプラントでもある程度資料なり、形を見ればその特性が分かるようです。匠名先生のインプラント紹介は相当に面白いかと思います。情報は氾濫しています、と同時に、あふれているという捉え方もあるかと思います。そのあふれた飲み答えのある、情報を求めてサーフィンされても面白いかもしれませんよ。
(私共もインプラントは取り扱っておりますが、今現在は匠な先生にお任せするようにしております。私は、噛み合わせの匠になりたく、その方向性を選んだもので。)
そして、歯科医である限り、よほど、専門職が強くない限り、噛み合わせは扱います。銀歯を入れることも噛み合わせを扱うことになります。
でも、限界運動で調整をする方々が多いかとも思います。(それについては前述を読んでいただければとも思います)

この方法を国家試験前に習うわけですから、それはいたしかた無いことかと、僕は思います。ただ、その事実を知っているだけです。

スプリントもこういうものだと通り過ぎるように習うだけです。

ですので、匠でない先生がされたスプリントの評価は正直、難しいものがあります。

その相談も正直一意見は言えたとしても難しく思います。
国家試験で習ったとおりに行ったのだなとか、これは、何系の所の考え方を利用されたのだなって想像がつく場合もあれば???と、逆に悩むこともあります。

ただ匠な疑問を限界運動に絡ませて一個だけ。

顎は後ろから入ってきます。
限界運動は、前に前にと結果、実際の顎の動きとは異質な動きから、何かを見極めようとする手法です。
患者であるあなたは、横に動かしているつもりでしょうが、実際は、前横?なんていう表現の方が正しいと思います。
ところで、そのように実際、食事している方にお目にかかった事はないのですが、不思議と思いませんか?それとも、僕の目が悪いのでしょうか?

では、スプリントも、その顎の持つ独特の動きに配慮しているのでしょうか?
ギリギリ噛んでください。
この瞬間、既に、顎の実際の動きとは違うかもしれませんよ。

長くなりました。また、どこかで、こんな話もまた入れてみたいと思います。

  • 目的は何ですか?

 口腔内を表す言葉に、歯牙・骨格系、筋・骨格系、筋・神経系という言葉がございます。
筋は体の大きな鎧になります。
そして、この筋が悪さをするから、あるいは、この筋の支配に実は、歯は影響を受けているということを考えたことはありませんか?
理由は、単純です。
想像してみてください。
歯は単体ではラジコンカーのように動けません。
歯を動かすのは、筋肉です。
食事するとき活躍するのは、咀嚼系の筋が活動して、飲み込む場合、嚥下系の筋が活動します。

内臓のように胃でも構いません。食べ物が入れば動き始める。(正確に言えば違う側面もございます。よろしければ、そんな向学心大盛のあなたは是非、詳しく書いてある情報をサーフィンしてみてください)しかし、歯は、動き出すのではなく、筋の力を借りて、動くのです。

面白くありませんか?

口は内臓の一部といわれながら、筋が活動しないと、難しいのですね。

そしてですね、歯は心臓のように外に出してもドクンドックンと動けるものではないのです。(決して、本当か試すことはしないでください。そういうものと認識して頂ければ、それでよいのです。試してはいけません。命は尊いものです)歯は抜いたら抜けっぱなしで、それまでのものです。

骨の中に、ソケットのようにすっぽり埋め込まれていて、筋が活動させるのです。

単体(この場合、抜けた、俗に言う抜去歯のこと)では、何も出来ません。あなたが、もし、抜けた歯をたまたま持っていたら、それを指でつまんでりんごに刺そうとしてみてください。刺せるかもしれませんが、中々難しいと思いますし、お口の中のように、うまく食べ物の粉砕は出来ないものと思いますよ。単体では、歯はその活動性をうまく働きかけることは出来ないのです。

でも、その歯の集団は、あなたよりも重いものにも平気で耐えうるのです。
テレビとかで見たことはありませんか?
トラックを、口でロープを加えて(歯で加えるのですよ)引っ張るシーンを。

そんな歯をまとめているのが骨(名称にすると、上顎骨であり、下顎骨になります)です。
そして、その集合体を口なんて申したりします。

そう考えると、面白くありませんか?
そして、その筋を動かす命令をしているのが、神経を介して、脳だったりするのですね。

長くなりましたが、少しは、口腔内の表現に、歯牙・骨格系、筋・骨格系、筋・神経系という言葉がある意味伝わりましたでしょうか?

見える世界は、歯牙になるのでしょうかね。
顎もある程度は、把握できるのでしょうか?

どうぞ、鏡で確認されてみてください。

脳は無理でしょ。触れないし。
じゃあ、神経は これも無理でしょう。

筋肉は、触れる場所は分かるかもしれませんが、全ては触れません。また、見えるわけでもありません。

先ほどの話です。
咀嚼運動も、具体的には見えません。
それを、素晴しく解析する手法はあります。
ですが、機械を付けたままの調整も中々難しいものです。

限界運動は、その行う意味は僕には分かりません。
ギリギリと、噛み締める練習でも行うのでしょうかね?

でもね、この一連として作業で、分かりやすい接点って、筋肉になる気がするのです。
この筋の影響で、歯牙が並ぶわけですし、この刺激で、骨の成長が決まったりもする訳です。
この話はまた、別の項で記してみたく思います。

だかろ、この筋に対する問題の解放を主眼において、現在は取り掛かるようにしています。

その為、必要なことは色々な角度より行います。

これは、また、別の機会にでも。

一応、目的はお伝えしたつもりです。
筋肉の代理からの解放、そう考えて行っております。

  • 費用が高い

ごめんなさい。医療費で保険でない場合、基準が分かりません。
ただ、医院として考えていることもあります。
詳しくは、別の項の保険と世界の治療費というものに目を通されて頂けると、よろしいかと思います。決して、保険と一緒にされて欲しくないです。
1950年の技術が高い方がおかしいとも思いますが。どうでしょうか?

何かといえば、資本主義にルールに基づき、安く出来るところは、安く。
また、あまりに特殊性の技術は、それなりにと考えで、治療費は頂いております。

この治療費は、現在20万円(消費税を入れると21万円で行っております)
1回当たりの調整は7000円(消費税を入れると7350円になります)

実は5年前は40万で行っていた時期もあります。
コスト削減をして、ここ3年はこの値段で行えるような努力はしております。
細かくはいつかその理由を書こうかと思っておりますが。
今回は割愛させて頂きます。

たまさか、他のホームページを覗かせていただくと、実はもう少し高い気がしますが皆様はいかがお考えですか?

この治療は、安い値段でお引き受けできるようなものではないです。

分相応な費用はかかるものです。
それだけの結果を出せる治療と考えております。

強気の表現で申し訳ないですが、実際の所、どうなのか、隠し立てをしても仕方ないので正直、ポジショナー治療の費用については書かせて頂きます。

実際は、技術料とご理解いただければ、よろしいかと思います。

でも、体感をして頂くことも出来ますので、もし、お悩みでしたら、相談も可能かと存じ上げます。
体が、楽に、軽くなる瞬間も、面白いかと思います。*病態が正直問題だらけの場合、感じ能力も失っている場合もあります。その際はご容赦ください。

健康な方ではなく、不健康な方を治すことがこの医療の使命かと考えておりますので、健康な方の冷やかしは、ご丁重にお断りをさせて頂く場合もございます。
その旨は、御理解ください。

最後に、お金的なことは、別な項にも併せて医院の考え方も入れてあります。ですので、そちらの方に目を通されて頂けるとよろしいかと思います。宜しくお願いします。

  • 期間は?

大体、平均3回~6回の調整で終了することが多いです。
ですので、1ヶ月から3ヶ月になります。
体調が良くなることを主眼においた場合です。
これ以上かかることもあります。
それは、その人の状態にもよりますので、一応、こちらに目安期間として書かせて頂きます。

状況が難しい方ほど、関連図はどうしても大事になります。
診断が出たところで、目安の回数はお話しますが、今のところ、この数字を目安にお考えになられていいのではないかと考えます。

この文章だけを決して一人歩きさせないでください。
診断後、必ず説明するところから、全てが始まります。

宜しくお願い申し上げます。

  • 経験は?

この系統の治療を始めて実は、8年目になります。大体月2人平均で(これ以上の患者を引き受ける能力は医院にはありません。場合によっては、スタート期間を医院としてのんびり構えさせて頂く場合もあります。検査等をのんびり、そして、ゆっくり考えてもらう時簡に今は当てさせて頂いております)治療をさせて頂いております。満足を会得して頂く為の、医院のキャパスィティーと御理解頂ければ幸いです。

詳しくは、また、別のコーナーにでも書き記させて頂きますが、ですので、今のところ200名弱治療を行っているというところでしょうか?

私には分かりませんが、2人以上は、個人医院レベルですと、満足のいく結果に患者を導くのは不可能かと思っています。
この治療の患者だけではないので、これだけを特化して行うことは不可能なような気がします。俗に言う咬合治療という(この定義はまた別のコーナーで書いていきたいと思います)所まで、広げると、一日10人近くはこの系統の患者です。

これが、一日の治療での私にとり限界人数のようです。

ゆっくりと紐解いてご紹介させていただこうと考えておりますので、それは、また別の機会ということで、ここらでおしまいにさせてください。

初日 ポジショナーの印象
2日目 セット 調整 ストレッチ指導(1週間後)
3日目 セット 調整 ストレッチ指導 ラクトフェリンD紹介 使用してもらう。(10日後)
4日目 セット 調整 ストレッチ指導(1ヵ月後)
以後主訴の改善を認められ、歯茎のケアー等は、保険診療にはいる。

当時のカルテの抜粋(僕が勝手に選んでいます)
Free way spaceをどのように作るか?
そこで学習させる方法は?

ストレッチにより活動性をあげるか?(ストレッチメニュウはすいません。医院の秘密事項ですので書けません)

睡眠薬及び、精神安定剤については、主事医と相談させる。

免疫系の改善効果と、口腔内環境の改善の為、ラクトフェリンを紹介するか?

顔色、姿勢の改善認められる。
顔色の健康色確認。

Displacementによる、クレンチング消失、歯茎からの異常出血解放

ま、こんなもんだろう、これ以上は、矯正かな?
精神科より薬は、患者本人の判断で減らしても服用やめても良い。

これで、働けるだろう。
役割、一端終了。やったー。



・・・

こんな歯科治療もあります。
何でも、歯科治療で治るわけではありません。ポジショナーの調整法は、すいません。一切書きません。この問い合わせも、やり方については一切答えられません。これは、僕が苦労して身に付けた生きる為の大事な技術です。考え方や、診断結果等は、こんな医院もあるのだよ、もしかしたら、手助けできるかもよ、そんな思いで作っているホームページです。ですので、ここまでの表現にさせて頂きたく思います。

このやり方はスタディーグループ(といってもどえらい小所帯ですが)と、私共の代診のドクターが現在勉強中です。
私しか出来ない特別のものでもありません。実は、勉強をすれば誰でも出来るものと思っています。

ですが、21世紀になり、健康の尊さが改めて語られるようになった今だからこそ、こんな素敵なことが、起こっているのだとちょっと知って頂きたく、そして、健康な幸せを噛み締めて頂きたく、記してみました。

少しずつ、紹介をさせて頂ければと思っています。
少しずつ進めます。

ですので、本当にお悩みの方はもしかしたら、ここにあなたの健康に提供できる何かがあるかもしれません。ゆっくりと語検討ください。

ゆっくりと、ゆっくりと、何かを伝えさせて頂ければと思っております。
そこには、失敗談もあれば、嬉しかった話、ホームページならではの表現を挑戦してみたいと思っております。

それでは、診療室で。

投稿者: こすが歯科医院

2014.12.04更新

その根本理由には、前歯被害関係と臼歯関係の、オバークロージャーと、運動時のジェットの関係性の無理が大きな理由にあるものと考える。

前歯と奥歯の被り方が、深かったです。
そして、同時に、歯の磨り減り具合が、本来、噛み合っていただろう高さより極度に低くなってしまった。
結果、咀嚼システム上、顎の入り込みがうまく出来ず、常に問題を生じさせている所見と判断したようです。当時は。

この確定診断法には、3自由度による解析を使われている先生もいらっしゃいます。
この方法は、咀嚼運動が壊れているという判断を、あるいは、おかしいという判断はまず間違っておりません。

私どもにもそのような機械を置いていますが、今は、実は、埃をかぶっています。

少し、専門的な事を入れておきます。顎の動きは6自由度で解析が出来るのが、最適という考え方がございます。ですが、今現在は3自由度での解析が、私の知る限りでは、限界のようです。

咀嚼運動がどのように行われるかという知識は、当然のように一歯科医である以上知るべきかと思います。(しかし、これは国家試験必須ではないので、どこまで、知られているかは別次元かと思います)

私共は、そこで、現在は咀嚼システムを成り立たせる構造かどうかから、物事を識別するようにしております。その構造がおかしい場合、咀嚼運動は存在しないという見方に立ち、まずは、その成立をするための条件を考え出すようにしております。

詳しくは、やはり、この章では割愛します。
本題からずれていくわけですので。また、気が向いたら、そのうちということで、今回は省きます。

おまけ

もし、咀嚼運動にこだわれている歯医者さんかどうか、多分、知りたければ…
多分、補綴物の調整法が分かりやすいかもです。
ただ、これは、僕の独断と偏見もありますので、その責任は取る意志はありませんので、あしからず。

口腔内に入れて、歯の調整を行う場合です。
歯をぎりぎり動かしてくださいという方法で調整をされる経験をお持ちの方は、残念ですが、これは限界運動という見地で、調整をしているわけで、これは、咀嚼運動という見地ではありえないということは、知っておかれると面白いかもしれません。
私共は、咀嚼システムの成立を中心に何とかその組み立てを考えております。
限界運動という考え方の調整法は行っておりません。

詳しくは、医院案内の工夫にでも記載させて頂こうと思いますが、今回は話の流れで、一応の落とし所にまで、発展させて行きたいと考えます。

まず、咀嚼運動の異常から起こるといわれている問題点は、下記のようなことがあります。

  1. 異常な咬耗が起こる(歯が磨り減るという理解でよいかと思います)
  2. 補綴物が破損する
  3. インプラントや義歯がしっくりと行かない
  4. 義歯により粘膜や歯肉が痛い
  5. 歯周組織の破壊が起こる
  6. 顎関節症を生じる
  7. 色々と不定愁訴を持つことがある
  8. 胃腸障害を(うまく咀嚼できないわけですので当然かもしれませんが)、肥満を持つことがある

まだまだ、ありますが、こんなものでいいかと思います。

問題は咀嚼運動が叶う状況でなければ、上記のような問題が起こりえやすくなるということです。
起こりますではなく、起こりえるあるいは、起こりやすくなるということですので、是非ともお間違えることのないよう、宜しくお願い申し上げます。

これについては、いずれ、また触れてみたく思います。

私共が考えたのは、咀嚼運動の重要性は当然ですが、咀嚼システムをまず成立しなければ、あるいは、成立させなければ、実際の咀嚼運動検査でどんなに理想的経路を到達していても、その症状は、改善しない(具体的にどういう症状かは記載しません。あくまでも話の流れの表現です)ということです。

健全な肉体に健全な魂が宿るなんていうぐらいの言葉もございます。

この表現を真似るのならば、健全な咀嚼システムに、健全な咀嚼運動が宿るということになりませんか?

そこで、構造という考え方に身を置いて考えるようになったのです。

咀嚼運動を重要視して、研究者ではなく、歯科医向けに、その啓蒙を行われている先生に、丸山教授がいらっしゃいます。30年以上に渡られて、日本でそして世界に向けて咀嚼運動の重要性を、研究され述べられ、国立大学の教授、名教授と、その略歴には絶賛すべきものがあります。

また、その代表的学会には、日本咬合学会が挙げられるのかもしれません。
ご興味があれば、そんな紹介のホームページをご覧なられても素敵かもしれません。
MPAという装置を使われています。

私自身、師事させて頂きましたが、今は、自分の判断で、診断で事を運ぶようにしております。

咀嚼運動よりも咀嚼システムを私は重要視しているのかもしれません。

何故、唐突にこのような書き方をさせて頂いたかといえば、実は、この先のご説明に必要かと思いまして、予め伏線を晴らさせて頂きました。

すばらしい治療法だと思います。MPAを用いる治療法は。ただ、私共、今、MPAは、一切、行っておりません。理由は後ほどに。

噛み合わせという言葉が良く一人歩きをしている傾向があるように思います。
歯と歯がぶつかっている状態を確かに噛み合わせといいますが、一概に噛み合わせと申しましても、実際には、微妙に違う場合がございます。多分、ニアンスとして、ここが、理解していただきたい、いわゆる一つのポイントになるのではないでしょうか?

良く、一般的に噛み合わせを考えるとき、模型と模型の上下を併せて、噛み合わせを見る方法があります。この方法は、僕も大事にしていますので、良いかと思います。
でも、これだけでは不十分の場合もあります。
噛み合わせを、私共だけではなく、大事にされている医院や先生方も、もっともっと、模型を合わせるだけでは不十分だということを、啓蒙して欲しいのになって思うことがあります。

このホームページで、今のところ(気が変われば別ですが、)人の写真等はなるべく避けようと考えています。

啓蒙とか、こんな感じってどうとか、こういう考えですよとか、そんな具合で構成をしていきたく思っております。

模型だけでも色々と分かることがあります。

笑うことは、重心度合いも分かったりしてね!
見方を教えると、患者さんも思わず、あまりに簡単で笑ったりもします。

ですが、本質論まで分かりたく思えば、やはり咬合器に付けなければ難しい側面もあります。
保険では出来ません。
してさし上げたくとも、その費用は、医院が負担することは出来ません。

咬合器を臨床で使われているかどうかでも、結果は別としましても、噛み合わせにこだわっているのかなって思ったりもします。

6自由度で解析をすると言う事が、出来ない現在、やはり色々な角度からの検査は必要です。

この作用により、常に筋緊張関係が有ると考える。この関係性が代理作用、あるいは、過補償につながり、体に関連かをさせ、問題を複雑にしているものと考える。
その要因が、結果、食いしばりを起こし、体に歪みを起こしているものと捉える。

筋がその作用を上手に出来ない場合、結果として、別の筋が変わりに無理をしてその活動性を維持しようとする。
易しく言えば、10人いるのに、そして、10人で仕事をすれば楽に終わるのに、1人サボって、9人のうち誰か1人が無理をして、仕事を2人分行おうとする。
1人が無理をするものですから、仕方なく、効率が落ちたところを、また、次の3人目が無理をする、こんな感じで如何でしょうか?

相補下顎位より、顎・口腔系においてのアライメントは既に、乱れ、特に水平面を着目すると、その乱れは、顕著で、結果、体肢の歪みまで、発展させているものと考える。

咬合器の状況と、実際の、状況の差異よりの分析です。

結果、不良姿勢を生じ、あるいは憎悪させ、結果、体の代償作用が、不定状況を、起こしているものと考える。

この患者の場合、姿勢位の回復、機能性の回復、その後、矯正治療を行い、最後に咬合条件の再付与を行うことが妥当と考える。

次に治療方針を示します。

投稿者: こすが歯科医院

2014.12.04更新

 

⇒機能がどうなっているか、検査をしました。また、口の中の状態より、やはり異常な状態が確認できました。
考えます、何故、機能異常が起きないといけないのか?
正常な構造であれば、異常な機能はおき難いはずです。
ですから、構造を考えることにしました。

このように捉えるといいかと思います。今の私どもの考え方の場合。

正常な構造 正常な機能 :理想
正常な構造 異常な機能 :これは、機能回復訓練を行えばすむ問題になりませんか?
異常な構造 正常な機能 :この場合、構造のみにどう上手にアプローチをしていくか。計画性が相当に大事になる気がします。治療を行う場合。
異常な構造 異常な機能 :この場合、どこら手をつけるべきか、あるいは、機能回復プログラムをどういった形で渡すか考えます。

ここで、私自身も経験があります。
機能異常を見落として、患者さんに悲しい思いをさせたことが。

たまにネットとかを、見ると、歯を削られて倒れたなんていう言葉を、目にします。多分、そこを削ってしまったが為に、機能性に何がしかのトラブルを生じさせてしまったのであろうと。
これは、実際にその情報について正しく分析、解析を加えたわけではないので、本当はどうなのか分かりませんが。
でも、上記の4つのルールは大事なような気がします。
私のオリジナルではなく、古い論文の先人が残してくださった足跡から、この基本を守るよう心がけているだけです。
悲しい思いをさせて、原因を必死に探している過程で、落ちていたダイヤモンドの、ルールでした。
その患者はということは、また別の項で触れてみたいとも思います。

それが、こんな経験より、このルールは大事なものと考えます。

ご存知でしたか?機能性は正直、保険では実際、一切、考慮には入っておりません。
咬合の治療にはやはりこんな些細なことにも重きを置くべきと私は思います。

関係ないですが、保険には既に限界もあると、理解しておいた方がよろしいのかもしれません。
こんなことを考慮入れることは、求められておりませんので。

次に、構造性を考えてみることにしたようです。僕は・・・



投稿者: こすが歯科医院

2014.12.04更新

関連図をまずは記す。

  1. 病態把握を行う。
  2. 行うべき治療ステージの構成を立てる。

そのもとで、段階的に治療を行った。 報告
この関連図から治療スタートは実は2ヶ月以上のブランクがあります。
歯から始まっている可能性があることをお伝えましたが、結論を言いますと中々理解をいただけませんでした。
ただ、病態を落ち着かせたいということで、ドクターと整体の施術院を紹介しました。

ドクターの方は、自分の中で、どうしても改善が無いということで、途中で通院をやめる判断をされたようです。

整体より歯科的側面のアプローチを進められ、初診より遅れる事2ヶ月経てからスタートする。

関連図より抜粋とまとめ

当時、診断は下記のように行っていたようです。

機能的側面にてパラファンクションがあると推察される。
その根本理由には、前歯被害関係と臼歯関係の、オバークロージャーと、運動時のジェットの関係性の無理が大きな理由にあるものと考える。

この作用により、常に筋緊張関係が有ると考える。この関係性が代理作用、あるいは、過補償につながり、体に関連化をさせ、問題を複雑にしているものと考える。
その要因が、結果、食いしばりを起こし、体に歪みを起こしているものと捉える。

相補下顎位より、顎・口腔系においてのアライメントは既に、乱れ、特に水平面を着目すると、その乱れは、顕著で、結果、体肢の歪みまで、発展させているものと考える。

結果、不良姿勢を生じ、あるいは憎悪させ、結果、体の代償作用が、不定状況を、起こしているものと考える。

この患者の場合、姿勢位の回復、機能性の回復、その後、矯正治療を行い、最後に咬合条件の再付与を行うことが妥当と考える。

ここに解説を入れてみようかと思います。

投稿者: こすが歯科医院

2014.12.04更新

まずは、模型はいれずに関連図と診断との関わりを入れておきます。

読まれている方へ(特に医療関係者の方々へ)

関連図は、関連性を読み取るものであり、関連性といえどもその客観性は、分析者による主観性の排除は難しい側面があること。そして、その関連性は、分析者の能力に強く影響を受けがちなものという側面は、予めご理解ください。

  • その主観性を排除していく為に、各種データーを揃えて、当然ながら治療を進めておりますが、ここでは、そういったものは一切割愛しています。その為、主観で書いているように感じるきらいもあるかもしれませんが、あくまでも、ホームページの性質上と、ご理解いただければと思っております。宜しくお願い申し上げます。
  • 専門用語はなるべく省くように努力しますが、やむなく、使用している場合もあります。分かりやすく、説明を加える努力はしてまいりますが、そういった事にも限界があると言う事を、予めご理解いただければと思います。
  • 文体がやはり臨床の話ですので、どうしても固くなる難点があります。この旨、ご理解の程、宜しくお願いします。
  • これは、医院ごとで恐縮ですが、こういった内容についての問い合わせ等は、ご遠慮いただければと思います。教育機関でも、相談センターでもないので、ご期待に沿える能力は私どもにはありません。ご理解いただければと思います。宜しくお願いします。
  • あくまでも、市井にある一つの治療機関でしかありません。
患者名   N 男性 40代
主訴   歯茎からの異常出血
問診より   精神安定剤、睡眠薬を利用。3年強。
会社休職歴あり。
もともと、体調の慢性的疲労感、倦怠感ある。微熱等継続経験あり。その為、何度か、休職経験あり。
そのうち歯茎からの異常出血に気づき、とりあえず来院。
(この表現を用いているのは、体も調子悪い。けど、原因は不明。ただ、歯茎から出血を見出して、これ以上悪化させたくなくて、ここだけでも治そうという動機の為)
付記   下第1大臼歯消失。
この歯を失い、残っている歯が動いてきたという自覚を持ってから、体調が急に悪くなってきたという事を、後から聞かされる。
治療回数   4回(社会性を復帰させるに要した時間)、治癒期間1ヵ月半。
完治は矯正をしない限り難しいと判断して、その旨、患者に伝えてあります。まずは、社会活動に復帰していただく上で要した時間です。

 

この回数を見ると、おかしいと思うかもしれません。もしかしたら、実は、楽なケースだったのではと思われるかもしれません。
その判断は、読者にお任せします。
サボり病だったのではと、お考えになられても、それも自由ですので、お任せします。

でも、一個だけ、その患者と、私どもが知っている事実があります。
体が動かなかった人が、動くようになったのが事実です。
社会から離脱しかかりながら、何とか、そうならないよう、あがいたり、もがいたり、そんな必要もなくなりました。
元気になった事実。

その人の将来という時間が、過去と今と未来に、とりあえずは、また、紡げる様になったのも事実です。

ただ、それだけでした。
渡したのは、回復力の再現です。
構造の問題は大きく残っておりますが、それに耐えうるよう、ある程度の期間は、何とかなるのかなって勝手ながらに思っております。その先は、分かりません。
暫くお会いしないのか、あるいは、ズーッお会いできないのかは、分かりません。
今は社会復帰に全力をかけていただきたいので。

お会いする機会があるとすれば、向こうからの連絡待ちです。
それが、医療機関と思っております。
もう一つ、東京から離れ、飛行機でないと、お会いできない所にチャレンジされに、旅立たれた側面もありますので、ま、そのうちお会いできるのかなってので、そんな思いでおります。

さて、問題は、何をしたのか。だと思います。
手順は次のページで。



投稿者: こすが歯科医院

顎関節症の症例 噛む絵本 当院の読み物 ポジショナー