じっくりと事を進め、急がず、確実に。これが当院のスタンスです。
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2014.12.03更新

咀嚼する事により、身心はリラックスし満足が得られる事が分かって来ています。

少し、ここらへんも科学していきましょう。

食事の楽しみは、一つに風味であり、(味覚、嗅覚、温度感覚)歯ざわりなどの機械的受容性感覚であり、咀嚼運動感覚で形成される複雑な複合の感覚と言う事が出来るのでは無いでしょうか?

もう少し科学します。
甘味、塩味、酸味、旨味などの基本味と言われる感覚の識別は“美味しい”“まずい”と言う快・不快の情動の情報が同時に体験される。

これは、風味の感覚信号が大脳皮質の味覚感覚野で受け止められ、味が識別されると同時に、情動を形成する視床下部や、大脳辺縁系に伝えられ、ニューロンを活動させる為である。

快情動を引き起こす風味の感覚情報は、神経性経路を介して、脳の中枢(報酬系)に伝えられ、快情動を引き起こす。

これとは、別経路で、視床下部からは、脳内物質βエンドルフィンの分泌が促進され、体液性を介して快情動が発現される。

一方、風味の作用するのは視床下部でここは、循環・呼吸・消化・吸収などの自律機能をコントロールしている。

体性神経系を介して、筋緊張や、運動にも影響を与える。

このような一連の作業で、美味しさの感覚情報は、心を和ませると同時に、全身の自律機能を安定させ、脳の緊張を解いて、精神的、肉体的にリラックスさせるという作用を持つ。

さて、味を味わう事無く、硬さ、柔らかさ、歯ごたえ、歯ざわりなども楽しめない場合、どうなって行くのでしょうか?

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投稿者: こすが歯科医院

2014.12.03更新

博士では、子供時代には、どのような影響を与えるのでしょうか?

例えば、咀嚼活動が脳を刺激し、学習能力を高める事がある事も、実験的(動物)に突き止められています。こんな実験を、ヒトはヒトに行っているのです。

もしかしたら、ただ、勉強だけをさせていても、長い人生、咀嚼活動が上手に出来ないと、良い子であり、そこまでで、その可能性が終わってしまうのかもしれません。

 

昨今の研究では、キレる子供、我慢できない子供は、実はこういう所から、起きているのではないかと、唱える学者も登場し始めています。

よく噛む

さらに、最近の研究によると、食べ物を、良く咀嚼すると、生きる意欲が増し、記憶力まで向上する事が、分かって来ています。

良く咀嚼すると、脳の血液循環を良くし、脳細胞の代謝活動を盛んにさせる事も、分かって来ています。

脳の中で、記憶に関連する化学物質、コレシストキニンやFGFが増加しているのではないかと、考えられ、動物実験で確認されてもいます。

博士少し、専門的になって来たので、もう少し分かりやすい、具体例を入れてみましょう。

脳は通常、睡眠状態と覚醒状態との間を行ったり来たりしています。
エネルギー覚醒状態こそ、脳には必要になります。

例えば、眠い時ガムを噛むと、すっきりとするのは、下記のような理由が考えられています。

咀嚼活動をすると、口腔内、顎、顔面領域から大量の機械的受容性感覚、味覚、温度感覚などの信号が流れ込み、中脳網様体を活性化させ、脳が目覚める現象を作る。

ちょっと、難しかったかもしれませんね。
でも、咀嚼と脳の関係が、成長における学習効果の能率のお話が、まずは、ご理解いただければ良いかと思うのです。

昔から言われていた、30回噛みましょう運動。
ゆっくり食べましょう。
味わって食べましょう。

実は、奥が深いのかもしれません。

こんな時代です。
共働きが当たり前かもしれません。

ですが、忙しくとも、家庭だんらんや、味わって食べるという習慣を、どうか、工夫してでも作られてみてください。

そんな工夫方でも知られたければ、どうぞ、お尋ねください。
そうそう、そういった具合に、咀嚼が出来ない子供も、生まれ始めてもいます。

あなたのお子様は大丈夫ですか?

感染症の虫歯があるなしだけではなく、そんな機能の異常が無いかを見抜いてもらう事も、歯科医のもう一つの仕事かもしれません。

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投稿者: こすが歯科医院

2014.12.03更新

咀嚼力低下は、脳の血流低下を招く事が分かって来ています。

咀嚼が上手に行われると、上から見た場合、天使の輪のように、血流が広がって見える事があります。天使の輪と、そのまま表現する事もあります。

専門的に言うと、こうなります。

良く咀嚼すると、脳血流量が増加する事が、分かってきています。ヒトに置いて、この脳血流量の増加は、その領域の脳ニューロン活動の増加の指標とみなされます。そして、咀嚼運動に一致して、一次運動や、一次体性感覚野を始めとする大脳皮質の色々な領域の血流が増加する事が、確かめられています。

逆に、脳の血流が悪くなると、脳細胞の破壊が進み、その影響が全身に現れる事が、分かって来ています。

これは、同時に動脈硬化、心臓病、糖尿病、白内障そして、癌など、生活習慣病あるいは、成人病の予防になると、近年、その可能性が示唆され始めています。

咀嚼と、老化、ボケ、成人病は、何かがあると、ここまで、人類は導きつつあるのです。

一つ、因果関係が分かり切っていないので、その基準は、まだ出ておりませんが、この事実を知られて置くと良いかもしれません。

WHOにおいても、痴呆の危険因子として、歯の喪失をあげている。

そして、咀嚼出来る高齢者と、出来ない高齢者では、健康状態の優位さは、既に出ている。

博士すごくありませんか?
こんな所まで、咀嚼運動と言う行為の大事さを、見抜く研究が始まっているなんて…

だから、感染症の時代から、咀嚼を歯科医が提供できる時代へ なんていう哲学を唱えだす、先生もいらっしゃるわけです。
そんな情報を得られ、そして、そうなれれば、すごく素敵ではありませんか?
歯が、臼磨活動で、いずれは、駄目になるとしたら…
その理由は、またの講談で。

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投稿者: こすが歯科医院

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