じっくりと事を進め、急がず、確実に。これが当院のスタンスです。
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2014.12.04更新

言葉遊びです。
顎関節症をAとする。
付随した症状をBとする。
噛み合わせと言う事象をCとする。

ナソロジーの考え方にある、顎関節と噛み合わせは密接な関係があるという言葉は、経験則から来ているものかもしれません。

 ですが、もう少し、踏み込んで考えてみると、噛んでいる位置が安定する事で、同時に、顎位が安定する事実は、やはり、人が持つ一つの生理だと、私は思うのです。

ここが、壊れた時、何が起こるのかだと思うのです。
ここが、回復できる幅にあった時に、言い方を変えると、顎位の維持能が、まだ、ある症例の場合、人の解釈は、顎関節症は、噛み合わせと関係が無いという言い方も出来ると思うのです。

顎関節症と言う臨床症状は、疼痛、運動障害(開け、閉め、偏位等)に集約されます。

それ以外、首にしろ、肩にしろ、付随症侯として、扱われます。
ですが、筋の連関性で捉える場合、防御的に波及していく様は、当然という捉え方と、保険解釈上では、該当せずという言い方、どちらも存在し得る事になると思うのです。

まして、保険解釈上(半世紀前の解釈で、成立している)では、噛み合わせは関係していない事になっております。

その一方で、咬合調整は、保険の世界では、当然のように認められています。一言で言えば、干渉の除去になります。問題は、干渉の原因だと思うのですが、それは、またの機会に…

この縛りの影響の元で、診断をしていく場合、絶対に、噛み合わせと、顎関節症は関係ないという、見解が存在していくのも致しかたないと思うのです。
その一方で、咬合調整だけに固執していく集団がいても、それも自然と思うのです。

さて、言葉遊びの続きです。

咬合調整

(■杉村 忠敬 「口腔生理学概説 -生体の仕組みと働き-」 学建書院 2007年)

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投稿者: こすが歯科医院

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